なかや農場 中谷 仁
年令:30代 出身:旭川 家族構成:父母、夫婦、子ども2人 生産地:旭川市東鷹栖
主要作物:アスパラ
「米と言ったら旭川」日本一の米どころを目指して地域を盛り上げたい
中谷農園3代目の中谷 仁さんは、茨城の大学を卒業後就職、農業資材の販売営業を経て30歳でUターン。元々農業をやりたいと思っていたわけではないけれど、“旭川のお米が一番うまい”という思いは人一倍あり、自分たちの育てたお米をいろんな人に食べてもらいたくて、生まれ育った東鷹栖で就農してからは9年目です。
大雪山の雪解け水が流れている石狩川から水を引いた田んぼで作っているのですが、水がいいから米や作物が良く育ちます。大雪山の恵みに感謝しつつ自分たちの育てたお米が広く認知され、「米と言ったら、旭川」と言われるくらいにしたいと思っています。
大雪山系の清流で豊かに実のった稲穂
作物は作り手によって味が変わる!美味しさは、品種じゃなくて人なんです!
おいしくて安心して食べられる作物を育てるために、ミネラル栽培を行っています。肥料の他にミネラル資材や酵素を用いることで土のバランスが良くなり植物の健全な生育促します。
作物は作り手によって味が変わるんです。美味しさは、品種じゃなくて人なんです。おいしいものを食べた時に人が笑顔になるのが嬉しくて、自分の作ったおいしい作物で笑顔を増やしたくて、工夫を重ねています。
さらに「自分たちが育てた農作物をたくさんの人に知ってもらいたい」という思いから、農家仲間と一緒に居酒屋も作りました。東鷹栖米のリゾットや季節の野菜をたっぷり味わえます。
田んぼだからできる、大雪山の雪解け水で育ったアスパラは絶品!
アスパラはたっぷりの水が必要な作物なのですが、この辺りは一面田んぼなので干ばつ知らずです。有機質中心の施肥でバランスのとれた土と大雪山の雪解け水でみずみずしいアスパラを育てています。鮮度が命のアスパラですが、収穫後30分以内に低温管理することでアスパラが休眠状態となり美味しさが長続きします。とにかく甘くて美味しいので、特に北海道以外の人に食べてもらいたいです。
農家直送で鮮度抜群、甘くてみずみずしいグリーンアスパラ
新しい作物“にんにく”へのチャレンジ
まだ作りはじめて2年目ではありますが、にんにく栽培も始めました。にんにくは播種してから収穫するまでの期間が長くとても手間のかかる作物なのですが、条件のよい圃場で有機質の肥料もしっかり使い、収量よりも味、甘み、香りが良いものを目標に育てています。育てている自分たちのワクワクした気持ちも感じられる大雪山系の清流の恵みが育てた元気なにんにくです。
収穫量よりも風味の良さを目指し、始めて2年目のにんにく
なかや農場
〒071-8151 北海道旭川市東鷹栖1線14号