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高須農園|檜山郡厚沢部

プロフィール

高須農園 高須 栄

年令:70代 出身:厚沢部町 生産地:厚沢部町
主要作物:じゃがいも(メークイン)

メークイン発祥の地、厚沢部で育った本物の味を全国に届けたい

厚沢部町で生まれ育った高須さんは高須農園の5代目、中学校を卒業後に一年間札幌の雪印種苗に農業実習に従事した後、地元に戻り定時制の農業高校に通いながら、家業である農業を手伝い始めました。
若い頃には建築関連の仕事に就いたりなどしながらも、これまでの50年以上に渡り農業に関わり、様々な農作物も栽培してきました。
厚沢部町は北海道のじゃがいもの中でも特に人気の高い「メークイン」の発祥の地としても知られており、高須農園でも代々メークインの栽培が引き継がれてきました。

高須さんの畑での収穫の様子

本物の味を追求するには自然の力を引き出すこと

5代に渡る土づくりとメークイン栽培の経験を活かし、「さらに美味しいメークインを栽培するにはどうしたら良いのか?」高須さんは研究を重ねてきました。
そこで行き着いたのが、他の農園とは一味違う特殊な栽培方法、現在そのすべてをお知らせすることは出来ないのですが、美味しいじゃがいもを作るにはやはり自然の力を存分に引き出すことが重要と考え、無農薬なのはもちろんのこと、肥料は様々な有機肥料を試した後、結果の良かったものを配合し独自の100%有機肥料を開発しました。
限りなく自然栽培に近づけた方法で栽培したいという思いから、芋の茎が自然に枯れてから丁寧に一つずつ収穫していきます。

高須農園独自の栽培方法で育ったメークイン

越冬熟成によりメークインをさらなる次元へ

収穫が終わったメークインに何か付加価値を付けることが出来ないかと模索していた時にひらめいたのが冬の間土の中で越冬させる「越冬メークイン」でした。
じゃがいもは温度0〜4度、湿度80〜90%の環境で保存すると、じゃがいも特有の酵素が働き、デンプン質の一部が分解され糖分が増していきます。
「低温糖化」と呼ばれるこの現象によって、収穫したてのメークインに比べ、甘みが増し風味ゆたかなメークインが出来上がります。

厚沢部の自然の中で冬を越すメークイン

 
「見た目は採れたてのじゃがいもに比べるとやや劣るけども、味はピカイチ!
越冬メークインは通常のメークインに比べデンプン質の粒子が細かくなり、火のとおりが早く、ほとんど煮くずれしないので、様々な料理に適しています。
ぜひ当農園の自信作越冬メークインを堪能してみてください。」
高須さんが手塩に掛けた越冬メークインを是非ご堪能ください。

 

高須農園

〒043-1238 北海道檜山郡厚沢部町鶉

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